魚屋のエトセトラ

あなたの名前を教えてください!

50歳くらいの日本人の女子と、
若いモロッコ人の女子と、やっぱり若そうな南米の男子の、
3人連れのお客さんが来られた。(*゚▽゚*)


日本人女子は、ふたりの外国人に、
水槽の活かしの魚を刺身にしてるのだとか、これは何の魚だとか、
私にでも分かるくらいのゆっくりの英語で説明をしていた。


私は、勇気を出して聞いてみた。

「どちらから来られたのですか?」 (*'-'*)

「彼は○○(忘れたけど南米だった)で彼女はモロッコです。
お魚が大好きで、色々、調べてるんですよ」 (゚∀゚)

「(お魚が好きで)ありがとうございます。(*'-'*)
でも、日本全国、魚の町は他にもたくさんあるのに、
どうしてここを選ばれたんですか?」 (*'-'*)

「水産庁が○○大学を紹介してくれたんです」 (゚∀゚)

「そうなんですか。
いやぁ、私も、魚の死後経過時間と旨み成分について、
○○大学で調べてみたいなぁと思ってるんです、きゃはは」
 (´∀`;*)

と、いらんことを言ったのが運のつき。


途端に、日本人女子は目を輝かせて、
さっきまでのゆっくりの英語とは打って変わって、
南米とモロッコ人に、ぺらぺらぺらぺらまくしたてるように
英語で話し出した。



そして、私に言った。

「それなら、○○大学の○○先生の所に行ってください!」 (゚∀゚)

「いえいえ、ただの私の興味ですから」 ('д` ;)

「個人の興味こそが大切なんです!
こう言ったら何ですけど、国の学校ですからね。
税金払ってるんやから、使わんとぅね (゚∀゚) 」

「はい...あはは... ('д` ;)
あっ、でも、是非、魚を普及させてください
最近、魚離れがひどくて魚が売れなくて困ってるんですよ。
でも、その前に魚がなくて困ってるんです
海が変わったのかも知れないけど...
うーん、よその国に行ってるのかもしれないけど...」


すると、また、目をキラキラさせて早い英語が始まった。
そして、私に教えてくれた。


「○○に行った時も、中○人や韓○人が、
稚魚を獲ってて魚が獲れなくなったって言ってましたよ」 (`Д´)

「あ~、ニュースで聞いたことあります」 (´∀`;*)


早い英語でぺらぺら話してたかと思ったら、
突然、私に聞いてきた。


「名前を教えてください!」 (*゚o゚*)

「はぁ? 私は従業員でぺエペエですから。('д` ;)
社長は、」

「いえ、あなたの名前を教えてください!」 (*゚o゚*)

「(゚ロ゚;)エェッ!?  あ、はい私は凛です...」('д` ;)


そして、日本人女子は、手帳に私の名前を書き留めると、
また、○○大学の○○先生の所に行くようにと言って、
お店を後にしたのだった、あは。 (´∀`;*)


それにしてもよ、私が魚の旨み成分を研究した所でよ、
小保ちゃんじゃあるまいし、何になるんよ~
発表の場もないよ~、きゃはは~ ヾ(*´∇`*)ノ





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あなたの好きな色に染まります♥

私、魚屋で働いています。

今日、野菜屋さんできゅうりを買ったら、
「凛さんは若いから大丈夫」
って言って、
ラップでくるんでくれました。

あー、きっとお年寄りはラップでくるむと剥ぎにくくて嫌がるのですね。

魚屋さんのお客さんの好みも色々です。
私の働く魚屋さんは対面式です。

「魚の汁が出るから新聞紙で包んで」って言うお客さんがいます。
「ゴミになるから新聞いらない」って言うお客さんもいます。

「氷ください」
「氷、重たいからいらん」
「氷少しだけください」
「氷を魚の中にばらばらって入れて」

ぎゃー!もう好きにしてー!

あなたの好きな色に染まります


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