魚屋のお仕事

何のために働くのか?

今日、職場体験の小学生がやって来た。
今年も男の子2人だった。


魚もお客さんもないこの頃、
小学生に何をしてもらおうかと思っていたけど、
何とか、魚も入って、私は魚の値段を付けてもらうことにした。


そしたら、どうも、算数が苦手なようで、値段の計算だけで、
2時間の体験の中、1時間を費やした。


さしずめ、職場体験は、算数のお勉強になっていた。(笑)


男の子の方はと言えば、途中、何度も何度も、
「はぁ~」と、ため息を尽いていた。(笑)


○○ちゃん(魚屋のお兄さん)は、
わずかな2時間で、仕事を教えようなどとは思ってなくて、
客の側から店屋の側に立つだけでも、随分、違うはずで、
そう感じるだけで十分だと言うのだ。


そう言われてみればそうかも知れない。


そして、一段落した時、
○○ちゃんは、二人の男の子を前にして、質問をした。


「人は、何のために働くのですか?」 (⌒?⌒)

「生活のため~」 (・∀・)

「買いたいものを買うため」 (・∀・)

「うん。色々な理由があるよね。
でも、お金をいっぱい持っとる人でも、
働かんでも暮らしていける人でも、
それでも、働いとる人おるよね。
何で、働くんかね~?」 (⌒?⌒)


○○ちゃんは、男の子たちに、人生の大きな宿題を出した。


私は、今日、男の子たちが魚屋で仕事を習ったことより、
「何のために働くのか」
と言うことを、考えるきっかけが出来たことこそ、
職場体験の価値があったと思う。


もしかしたら、いつか、ずっとずっと先、
今日の小学生が大人になった時、
そんなことを考える時があるかもしれない。


その時、「はぁ~」と言うため息と、
変な魚屋のおじさんが問いかけたことを
思い出してくれたらいいなぁ。(*゚▽゚*)





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仕事運のいい日♪

今日は仕事運のいい日だった。(*゚▽゚*)


70代くらいの女性のお客さんが、
お刺身を買って帰り際、追加で、もずくを買ってくれた。


そばに(社長の)奥さんがいたけれど、
私は接客しようと駆け寄って、お客さんに言った。


「もずくも刺身を入れた袋に入れていいですか~?」

「あー、いいですよ」 


私は、刺身を出して、下に重たいもずくを入れて、
刺身がつぶれないように、もずくの上にそっと置いた。


「あら~、入れ変えてくれたのね~。
まぁ、優しい~」 (^_^)

「いえいえ、当たり前のことですよ~」 (´∀`;*)


そして、私は、お客さんのそばにいる奥さんの後ろを回って、
お客さんに釣り銭を渡した。


すると、お客さんは言った。

「あらぁ~、わざわざ後ろを回ってお釣りをくれるなんて~。
奥ゆかしいこと!」 (゚∀゚)


(きゃぁーーーー!!! この私が奥ゆかしい~!?) (*´∇`;*)
(冷蔵庫のドアを、後ろ向きに、長靴の足で
            ポーンッと蹴って閉める私がよ! きゃは~)


「そんなに褒めてもらったら、
おぶって、お家までお送りせんといけません~、あはは~」(´∀`*)

「あはは~」 (^∀^)



「お客さん」「お客さんの隣の人」「私」の
横一列に並んだ接客の時は、私は、いつも、
お客さんの隣の方の後ろを回ってお釣りを渡している。


いつもしていることを、
「奥ゆかしい」と言ってもらえて、気持ちよくしていたら、
今度は、常連の60代のしゃきしゃきの女性のお客さんが、


「この字は、凛さんが書いたの?
暖かい字やねぇ~♡」 ( ̄ー ̄)


と褒めてくれた。('▽'*)ニパッ♪


P1100361










えっ? この字が暖かいかしらん? (′∀`;)


(記事になるって分かっちょったら、
        もっと、きれいに丁寧に書くんやった)


これは、完璧、ヨイショでんなぁ~、あは(´∀`;*)


ヨイショなら、

「美人ねぇ~♡」 (^∀^)

でいいんやけど~、きゃはは~(*´∇`;*)





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生き残るためには

心の目で、じっくり、観察していると、
時代の流れが変わる瞬間が分かる時がある。


そんな 時 を見逃さず、
その流れに合わせた知恵を絞る。


生き残るためには、
こんな、努力が必要なんじゃないかな。


終戦後の物のない時代、商売敵のない時代、
並べたら、何でも売れた時代とは違うのだ。


私は、魚屋の12年間で、
何度か、時代が変わる瞬間を感じた。


丸の魚より、すぐに食べられるお刺身を求めている時を。
お店の看板の「ブリトロ」よりも、鯛、ヒラメ、ヒラマサを。


その時代時代の波にうまく乗る柔軟な知恵が重要だ。





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あ~ぁ、壊れたぁ

今日は、エアコンを入れなくても過ごせるくらい涼しかったです。

そしてね、1週間分の疲れのせいかなぁ、
寝ても寝ても眠れる、寝ても寝ても眠たい1日でした。(*´∇`;*)



さて、職場は社長と(社長の)奥さんがダウンしたまま、
今度は、昨日、冷蔵庫までも壊れてしまいました~ ノ( ̄0 ̄;)\


前々から、調子が悪かったんだけど、機械屋さんの話では、
何でも、7月から修理の話をしていたそうなんです。(; ̄Д ̄)


いくら経費が掛かると言ってもね、
いるものはいるやろぉ!
冷蔵庫なしで魚屋が出来るんかい!
と、ちょっと、イラついた凛でございます。Σ(=゚ω゚=;)


今日こそ、涼しいけど、昨日まであの暑さ
おまけに、刺身を置いてる所はストアーの入り口近くで、
生ぬるい風が半端なく吹くせいでエアコンの効きも悪く、
当然、刺身は温くなる訳です。


奥さんのいない中で、もし、食中毒でも起こしたらおおごと!
と、私独自の判断で、エアコンの冷気が少しでも届きやすく、
下氷してある所に、刺身などを場所移動しました~


「場所移動したら、(お客さんが分からなくて)売り上げが落ちる~
と言う声が背中から聞こえるようだけど、
売り上げと、お客さんの健康被害と、どっちが大事!
そりゃぁ、お客さんでしょ! (*゚o゚*)

ってな訳で、
明日から、レイアウト変更したお店作りにしま~す。((=゜エ゜=))




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アンテナ

やっぱり、年齢のせいなのかな。
疲れが後から後から、やって来るような気がする。(´∀`;*)

今朝、職場の魚屋さんで、
「すごく疲れちょるんよ~」
と、○○ちゃん(魚屋のお兄さん)に話した。

すると、○○ちゃんはすごく嬉しいことを言ってくれた。
「凛さんは、よく、アンテナを張り巡らしちょるけぇよ」

そうそう、そうなのだ。
昨日、全体を見てるって言ったのはそう言うことなのだ。
上手な表現だな。


疲れの素は、「アンテナ」なのだ。


私は、常に、自分に関係ないような話でも聞き漏らさないように心掛けている。
関係ないと思っても、結果として、仕事がうまく流れたり、ミスを防いだりして、
結局、役に立つからだ。いやいや、役に立つを通り越して、必要なことなのだ。


伝達事項はきちんと伝えられるのが普通と言うか、当たり前だけど、
その当たり前が出来ないのがこの魚屋さん。
だから、自分で常に、アンテナを立てて置くしかないのだ。





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