1000kmも離れた、
銀杏並木のきれいなお祭りに行った理由は、
日本舞踊研究会の発表会があったからです。

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何を思ったか、凛次郎。


突然、着物を買ったかと思ったら、
その着物を寝かせては勿体ないと思ったとかで、
日本舞踊を始めたのです。


七五三の3歳の時、わぁわぁ泣いて、
「絶対、着物きらん!」 。゜゜(´□`。)°゜。
ってじらしたのは何処の誰だっけ?あはは


私は凛次郎が4歳の時に魚屋さんで働き始めて、
それから、子育てやりっぱなし。


何せ、幼稚園のクリスマス会以来のお遊戯でわくわくした。(*´∇`*)


場所取りとかあるのかなぁ(幼稚園時代は場所取りが大変やった)
と思っても教えてもらう人もなく、どんな雰囲気かも全く分からず、
それでも30分前には会場に行ってた方がいいかなぁ
と思って行った。


すると、おばぁちゃんと女子高校生2人のご家族が
お待ちになっておられたけど、
この人数なら前列の真ん中を確保できるとホッとした。


私とおばぁちゃんは隣同士になりお話をしてみると、
同じ1年生のお嬢ちゃんのおばぁちゃんってことが分かり、
親近感が湧いて仲良くなった。


そして、もうひとり、
初めのおばぁちゃんより年取ったおばぁちゃんがやって来られたけど、
初めのおばぁちゃんのお知り合いの様だった。


さて、開演。
と思ったら、突然、凛次郎が挨拶に出て来てびっくり。


もう、挨拶するならするって教えてよ~!(o^∇^o)


「あっ、あれが息子です」
と、隣のおばぁちゃんにあわてて教えて上げた。
おばぁちゃんはご自分のお孫さんを見るように
目を細めて見てくださって嬉しかったなぁ。


踊りが始まると、おばぁちゃんは、
「とんぴんしゃん」
とか言って、頭を振り振り、リズムを取って、
踊りに詳しいお方の様だった。


おばぁちゃんのお孫さんが出られた時は、
(女の子は支度も大変やなぁ、お金もすごいかかるなぁ)
と思いながら、私も一生懸命、拍手をした。ヾ(=^▽^=)ノ


部長さんの踊りで、
凛次郎がアシストみたいな感じで藤の花を持って、
突然現れた時は笑った。(*´∇`*)

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まったく笑わんで、ぴくりともせず、
真剣なまなざして舞台におるだけで可笑しかった。
そもそも、私自身がこう言うのを見るのに慣れてないんやもん。(*´∇`*;)


さてさて、凛次郎の出番だ。

(パイプ椅子を使ってる所が、やっぱり幼稚園っぽい) (´∀`*)

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予想外に、踊りはすごく上手で驚いた。w(゚o゚)w
素人の私が見ても、分かる上手さ、
踊りが大きいのだ。


そして、舞台が同じ床の上で、それもすぐ目の前で踊っていて、
年老いた風を踊る時には、よたよたと前に出て来て、
触れそうなほどの近さだった。
幼稚園のクリスマス会だって高い舞台の上で遠かったよ。


隣に座ってるおばぁちゃんはずっとずっと、拍手をしてくれた。


後から来られたおばぁちゃんは、
お耳が遠いようで、大きな声で、私に

坊ちゃん、お上手ですね~!

と言ってくださって、とっても嬉しかったけど、
何しろ、シーンと静まりかえった会場。


こんな大声で喋っちょったら、
凛次郎に怒られる~とひやひやしながら、
私は、小声で話しよるんよとばかりに、ひそひそ声で、
「ありがとうございます」
とお礼を言った。


おばぁちゃんお二人にあったかい心も戴いて、
ほのぼの、とてもいい発表会だった。(*´∇`*)


そして、もう一つ嬉しかったのは、
凛次郎の踊りを見に、高校時代のお友達が、
千葉からわざわざ来てくれてたこと。


ありがとう!ヾ(=^▽^=)ノ