魚屋で、長靴履いて、重い魚を抱えて、
さも、「重労働をして大変です
みたいなことを書いたけど、
私なんて、まだまだ、恵まれてるなぁと、
今日、しみじみ感じた。


○○ちゃん(魚屋のお兄さん)は、最近、夜中に、
市場にあるフグの専門店アルバイトに行っている。

そこには、フグの水洗いをしている
パートの年配のおばちゃんたちが結構いる。


ねぇ~、私にもフグのバイトない~?

と、○○ちゃんに聞いたら、
間、髪を容れず

ない
」 

と言われた。そして、○○ちゃんは続けた。

「まず、青い籠に入ったフグを洗濯機に入れるんやけど、
それが、入れられん
 抱えられん
凛さんやったら、絶対、入れられん
」 

そして、真剣な目で、私をじっと見つめて言った。

誰も助けてくれんよ 
まぁ、重さが12,3kgはあるやろうね~
それから、手でフグを水洗いするんやけど、
凛さんみたいに、すぐ手が荒れる人は出来ん



いつも、冗談を言う○○ちゃんが、真顔で、そして厳しい口調で

「誰も助けてくれんよ


と、言った時、その言葉が私の胸にぐさっと刺さった。


ここでは、いつも、誰か彼かに助けてもらって来た


ちょっと、重たいものを抱えようとしたら、
「置いちょ置いちょ
と言ってくれる誰かがいた。

ミンチの機械も、「危ないから洗わんでいいよ」
と言ってもらって来た。

冷たい魚に難儀をしていたら、「いいよいいよ」と言って、
変わってもらえた。


いつもいつも、みんなが甘えさせてくれて、私も甘えて来た。


そんなことを思い出しながら、
もしも、自分が、そんな厳しい環境で働くことを想像したら、
悲しくなって来た。

そして、今の自分が恵まれているんだと思うと
胸が熱くなって、ウルウルして来た。 。゜゜(´□`。)°゜。


こんな居心地のいい職場はないと思った


やっぱり、年末も、みんなの力になって、
日頃のお返しをしなくてはいけない、そう思った。





          KC3O0027



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