10月の連休前から、鼻の具合が悪くなって、未だによくならない。

自分の見立てだと、副鼻腔炎...つまり、蓄膿症。

あー、やだやだやだ  (≧ヘ≦) 
なんって、恥ずかしいよ~
  (´□`;)
それに、やねこそう(簡単じゃないって感じの意味かな)

選んだは、魚屋さんから歩いて行ける耳鼻科。
電話で診療時間を聞いたら、ちょっと、不可思議。

「午前は10時午後は2時に来てください。
月、水、金は午後もあるけど、火、木、土は午前中だけです」

火、木、土が午前中だけだなんて、如何にも流行ってなさそう
それにしても、指定の時間ぴったりに行かないといけないの?
よく意味が分からなかったけど、
行ってみたら分かった

診療時間は、午前9時から11時まで。午後は2時から4時まで。
でも、多分、患者さんがなかったら早く閉めるから、電話で言た時間に来てくださいってことだと思った。勿論、何て短い診療時間!?とも思った。


さて、電話で場所を聞いて行って見ると、ビルの2階にあった。

階段の手すりには、
「手すりは壊れてるのでさわらないで下さい

と張り紙が貼られてて、ちょっと、不安になった。
病院に来て怪我して帰りそうな感じがし

注意書きのとおり、手すりを触らずに階段を上がると、午後2時よりちょっと早めの午後1時5分だった。

すると、「午後2時に来てください」と書かれた札が、
ドアノブに掛けられて、鍵が閉まっていた。

こんな耳鼻科で大丈夫かな? 私の不安はますます増した。

仕方がないので、15分ほど時間をつぶして、出直した。

ドアを開けると、受付も待合室も診察室も処置室もすべて見渡せた

つまり、それら
がワンルームになっていて、大正時代の病院のようだった。そうそう、受付嬢は70代くらいだった。

でも、私の心を一番、捉えたのは、レトロな病院でもなく、70代の受付嬢でもなく、60代の看護師さんでもなく、先生そのものだった。


80代くらいの先生は、ゆっくりと落ち着いて仰った。

「お め で と う ご ざ い ま す」

そしてあっけに取られた私に向かって、更に、こう仰った。

「鼻の病気になって鼻たれぐらいじゃ、つまらん

蓄膿症になってこそ、大臣級
。おめでたいこと


私の質問に

それが分かったら、わたしゃ、こんなとこに座っちゃぁーおらん

言い放ち、そして、続けた。

「1週間、薬を出しておくから、きちんと飲みなさい。
そして、1週間後にまた来なさい。
そしたら、まぁ、治ちゃぁおらんやろうけど


えっーーーー
ーー 治ちゃぁおらんの!!!???  w(*゚o゚*)w

ずっこけそうな私に向かって、先生は仰った。

大臣級の蓄膿症になったんやから、堂々と胸を張って帰りなさい

                  


追記
いわゆる、昔のタイプのお医者様でした。
ちょっと、へんくう(偏屈)やけど
笑いのセンスが知的で、とても面白かったです。(*´∇`*)


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